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ティンガーラ

  • 「MEDITATION」試聴機

綾の染織工房 秋山眞和

2016年1月10日 (日)

Made in Japan 展

戦争の出来る国になった日本、異常気象、テロ事件の増加、中東情勢の悪化と難民問題、隣国北朝鮮の核開発、世界経済の悪化と、2016年は波乱の年になりそうです。不安な気持ちに陥る事なく、穏やか且つ冷静な気持ちで一年を過ごせればと思います。

秋山眞和先生の綾の手紬染織工房 が初出展するというので、船橋東武で12日まで開かれている、にっぽん全国職人の技 (Made in Japan) 展に行ってきました。
13日〜18日までは、柏タカシマヤでも開催されています。

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今回は天然藍染めのカットソーやスカート、ワンピース、草木染めのシルクマフラーやショールなどが展示されていました。
迷った挙句に買い求めたのが、藍染めのカットソー。

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どうやったらこんなグラテーションが出るのか、不思議です confident
同じ柄で斜めバージョンもありました。

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まさに職人技ですね。
藍の色は、染める回数によって様々な色があるそうです。まさに、Japan Blue。
微妙な色合いに付けた名前は、日本人の感性の豊かさを映しているようですね。

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リタイアして洋服を買うこともあまりなくなりましたが、流行に左右される事なく、着る程に味わいを増す Made in Japan の服を大事に着ていくライフスタイル、いいなと思いました。
このカットソーは厚手と薄手の中間の薄さ。重ね着をすれば、真夏以外シーズンを問わず着られそう。藍染めは殺菌作用もあるので、臭いも防いでくれます。
無形文化財の天然藍染めのカットソーが15,000円。お得です。

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お正月は家でのんびり。野鳥レストランに来る鳥を眺めてました。
常連さんの中に、赤いリボンをつけた雀が2羽。いたずらされたのでしょうか?  偶然絡まったというより、結ばれたという感じです。

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単独で行動する事はなくて、いつも仲間と一緒に来ます。木に絡まって動けなくなる、という事がないといいのですが bearing
むぎがどんどん大きくなってきて、ポンタはこの頃出遅れてます。ご飯待ちする順番も2番目。すばしっこいものね (笑)

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今年も、どうぞよろしくお願い致します happy01

2014年11月 3日 (月)

現代の名工秋山先生の「糸」への想い

友人の寅さんの紹介で銀座和光の個展を見に行き、日本の伝統文化の原点ともいえる絹織物の極みの技に魅せられ、その後参加した綾ツアー でそのお人柄にまたもや魅せられてしまった秋山眞和先生
先生が『わが国の貴重な伝統文化に貢献され、今後も活躍が期待できる個人または団体に対し、更なる活躍と業績の向上を奨励することを目的』 に贈られる伝統文化ポーラ賞 を受賞されたので、お祝いの席に参加させていただきました。

日本の伝統文化である絹織物。純国産種である『小石丸 』は、糸が細く生産性が悪いという事で廃れてしまいました。しかし、存続の危機があった『小石丸』を、美智子皇后は皇居にある紅葉山御養蚕所で大切にお育てになってきたそうです。そのお蔭で、正倉院の宝物(古代裂)の復元が可能になりました。

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日本古来の文化を継承する上でとても貴重な 『小石丸』 を譲り受け、養蚕から、紡ぎ、染色、織りまで手作業でされている秋山先生。
お祝いの席で先生のお着物を召されたご婦人が 『世の中にお着物を織られている方は沢山おりますが、蚕を育てる所からされている方はいらっしゃらない』 と挨拶されていました。本当に凄いことです。蚕どころか、桑の葉を栽培され、藍を作る事からはじめていらっしゃるのですから。そのご苦労たるや、想像を絶します。
それなのに、お話するとギャグを連発。 挨拶では恥ずかしそうに、体を縮めて前に立ちます。
 『実る程、こうべを垂れる稲穂かな』 という句が、いつも浮かんできてしまうのです。

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美炎さんも駆けつけてお祝いに演奏しました。その中で印象に残ったのは、棚田コンサートでも演奏した中島みゆきの 『糸』。

note 縦の糸はあなた 横の糸は私
  逢うべき糸に 出逢えることを
  人は 仕合せと呼びます note

後ろにいたので良くはわかりませんが、先生が涙ぐんでいたように感じました。
あの人がいなかったらここにはいなかったし、この人とのご縁で私はここにいる。そんな沢山の素敵な人達のご縁や繋がりに感謝の気持ちでいっぱいになった夜でした。

bud ストール(秋山眞和) & ジュエリー(堀川千恵子)二人展 bud

11月6日(木) 〜 9日(日)  12時半〜18時 (最終日16時)

銀座幸伸ギャラリー2階

〒104-0061 東京都中央区銀座7-7-1 銀座幸伸ビル

03-3572-3888

綾の手紬染織工房

2013年7月18日 (木)

久米島 ~白砂だけで出来た島「はての浜」~

3日目のフリータイムは、船で10分位の場所にある白い砂だけで出来た「はての浜」へ。

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360度海に囲まれた白砂の島。夜は海ホタルも見られるそう。満天の星空の下で寝転んでいたら、天女が舞い降りてきそうではないかsign01(妄想が膨らむ)
天国に一番近い島とは、この島の事だsign03(勝手に決める)
眺めているのもいいけれど魚と戯れるのも楽しい。皆でシュノーケリングします。

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モンガラカワハギの仲間につつかれながら泳ぐこと2時間。
美炎さんはあまちゃんに変身。嬉しすぎてひたすら泳ぎまくり、唇むらさき、指先真っ白。日陰で氷くわえて涼んでるおじさん達の横で、日に当たりながら 「さむ~い」coldsweats01 

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私は太陽エネルギーで充電中。ってホントか~gawk

ホテルに戻り、近くにある海洋深層水のスパ施設バーデハウス久米島で温まります。

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写真 HPより

真下からのジェット水流で、足裏マッサージしながら宇宙人気分を味わうも良し、浮きながら漂うも良し。美炎さん、頭の一点で体を支えながら熟睡してた。なんちゅうバランス感覚の持ち主だ catface
外のウッドデッキに寝転んで瑠璃色の海を眺めていると、風がそよそよと頬をなでます。
低水温で熟成された、ミネラル豊富な海洋深層水には、アレルギー疾患や運動能力回復など様々な効能があるそうです。
コンドミニアムにロングスティして、バーデハウスに通ったら寿命が延びるかもconfident
南の島で湯治というのもいいですね。

そうそう、私は前日隣のウミガメ館に行って、念願のウミガメに会ってきました。優しい目が印象的。はての浜の近くで見られることもあるそうですよ。

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この日、七夕の夜はイーフビーチホテルのプールサイドで美炎さんの最後のコンサート。シルクロードなど、曲目はちょっと大人向け。連日聞きに来て下さる方もいるので、毎日変えていました。7時半になってもまだ明るい海が、徐々に色を変えていきます。

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海を眺めながら食べる朝食も最後だと思うと名残り惜しいです。素敵なホテルでした。

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久米島町観光協会の中には、「食物アレルギー対応事務局」があって、ホテルでアレルギー対応のメニューを用意したり、病院と連携したりして都会のアレルギーっ子が豊かな自然を体験できるように配慮しているとか。そんな所にも、この島のおもてなしの心を感じます。heart02
久米島は、美しい自然と、島を愛する人々の笑顔が素敵な、光に溢れる島でしたshine
家族や友人を連れて、又是非訪れたいと思います。

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2013年7月16日 (火)

久米島 ~美しいお着物、そして馬頭琴の音色~

7月6日は、久米島博物館で開かれる「秋山眞和染織工芸展」の初日です。

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子供達に親しんで貰う為に作ったという蚕のぬいぐるみ
(直接虫を見せると恐がる子供がいるのだそう)。
口の紐をひっぱって元に戻らなくなり美炎さんが困ってた。実は私もcoldsweats01

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古代、貝紫染めされた布は同じ重さの金と取引されたといいます。
角度によって色が変わります。

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繊細な色合いと織りの緻密さに、ため息が出ます。

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総絞りの貝紫染めshine

午後からは、秋山先生のお話の会。お相手をされた学芸員の方は、先生が教授をされていた沖縄芸術大学時代の教え子でした。お父様の作品を身につけてのお話は、大変盛り上がりました。

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そして、美炎さんの馬頭琴七夕コンサートnote

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曲目は「藍色の子守唄」「海をめぐる第一章」「七夕」や「花」など。急遽椅子を増やす程の賑わいでした。

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貝紫染めのお着物が素敵な、協賛者の磯井さん。

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左から、竹井さん(ピアノ) 秋山先生 美炎さん 今成さん(ドラム) 齋藤さん(ベース)

つづく

2013年7月14日 (日)

久米島 ~高校で音楽鑑賞会~

大島紬、久留米絣、結城紬など、日本の紬絣技法は久米島を起点に発達し、沖縄、奄美大島を経て本土に伝えられたそうで、久米島は「紬の里」
現代の名工秋山眞和先生の「染織工芸展」を開催する事で、久米島紬の技術向上や地域の活性化、観光の振興に役立てるというのがこの催しの目的です。
その為、今回の旅では島を愛する沢山の人達との交流が、とても楽しいものになりましたhappy01

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久米島紬の織り子さんとお話する機会がありました。自作のバッグがとても素敵。

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美炎さんのライブは工芸展が開催される久米島博物館の他に、久米島高校イーフビーチホテルの3か所。音楽を通して島を活性化させ、交流して欲しいという主催者の磯井さんのご厚意で全て無料です。
初日の久米島高校では全校生徒200名が集まり、暑い中真剣に聞いているのが印象的でした。

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一括交付金を利用して新しい吹奏楽器を購入したばかりという事で、演奏後は沢山の生徒さん達が集まり、その後のライブにも家族を連れて訪れてくれた生徒さんや先生がいました。

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演奏後は、三線の飾ってある校長室で校長先生とお話。
音楽会を開催するには子供の数が少なく、予算上なかなか機会を作ってあげられないので、今回のライブは本当に嬉しかったと校長先生notes

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子供の数が年々減っている現実に、何か良いアイデアはないものかというお話に、朝の連ドラ「あまちゃん」のようにスキューバダイビングの資格が採れるようにして、「海猿」に憧れる島外の若者を取り込むのはどうかなど、皆で頭をひねりました。
久米島では水深612mの深海から海水を取り入れ(海洋深層水)、海ぶどうや車エビの養殖の他、スパ施設(バーデハウス久米島)などにも役立てていますが、4月には、深海と表層の海水の温度差で発電し、将来の再生可能エネルギーとしての期待も大きい海洋温度差発電の実証実験も始まったそうで、宮崎県綾町同様、自然との共生を考えた町づくりのお話は、とても興味深いものでした。 つづく

2013年6月 8日 (土)

綾ツアー② ~草木、藍染め 匠の技に触れる~

翌日は一日工房で、草木染めと藍染めの体験作業です。雨で草木染めの材料を採取出来なかったので、先生がお茶の葉を用意して下さいました。
藍染めの染料が出来る工程を教わったり、柄を出す様々なやり方を教わってから、それぞれのやり方で作業します。

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左 桑の葉 右 発酵後の「すくも」       つまんで、紐で縛って

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左 お茶の葉で煮ます
右 色定着の為媒染液で処理後。 媒染剤によってこんなに違うのは驚き

煮る時間、媒染剤の種類や濃度など、先生に全てお任せ。サーモンピンクのような色を出したかったのだけど、その通りの色になってびっくり 先生は化学反応を操るマジシャンcoldsweats01
次は藍染め。藍の入った甕(深さ1m以上だそう)の並ぶ工房。ここで作業します。

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左 浸けてすぐは緑色     右 空気に触れたり、洗うと酸化して鮮やかな青色に。

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左 絞ってネットに入れた状態で染めて、ほどき、洗ったところ
右 派手だったので、少しずつ又浸けてグラデーションにして完成したTシャツ
  サッカーチームのシャツは是非藍染めでと思う。殺菌、消臭、防虫作用もある事だしwink

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翌日は、工房内を見学。藍染めを体験した後なので、タペストリーの柄をどうやってだしたのか、高度な技術に皆信じられないとため息。

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貝紫染めの糸                 藍染めの糸

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先生自らコースターを織って下さいます。 設計図の説明。細かい!!! shock
日本古来の小石丸という蚕を育て、糸を紡ぎ、織っているのですが、糸が細いのでとても大変な作業。お着物の縦糸は、1400本~1600本もあるので、セットするのに1週間かかるそうです。

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この小さい1マスが20本だってgawk

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帯です

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糸が細いので、見る角度によって変わる色

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イナバウアー練習中の天蚕くん(蚕の原種)、繭の色はこんなです。白は小石丸。

桑を育て、蚕を育て、糸を手紬ぎして、天然の草木や藍、貝で染め、織るという気の遠くなるような工程で作られる秋山先生の作品。綾の美しい自然が育む匠の技を体験した貴重な旅でした。
宮崎においでの際は是非、寄ってみて下さい。

綾の手紬染織工房 (ネットショップもあります)

宮崎県東諸郡綾町大字北俣4186  電話 0985-77-0156

2013年6月 7日 (金)

綾ツアー①~手作り、ほんものにこだわる綾町の暮らし~

宮崎県綾町に今年も行ってきました。まず向かったのは美菜食膳・古嶋
隣接する田んぼで不耕起栽培で無農薬のお米を作り、長岡式と言うやり方で炊いた酵素がたっぷりの美味しい玄米ご飯を出してくれる、体に優しい精進料理のお店です。
野菜そのものの旨みが口に拡がるお料理は、綾町の自然からの恵み。とても贅沢です。

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自然生態系を生かし、育て、共に生きることをテーマにしている綾町には、照葉樹林の原生林が地元の人達の努力で残されており、町の中心にある綾手づくりほんものセンターには、有機農業で育てられた野菜が、東京では信じられない位安い値段で売られています。
昨年は、このお店の名前の意味を良く考えないまま利用していましたが、今年は「ほんもの」を「手づくり」で味わう事の意味を実感する旅になりました。
というのは、今回ご一緒したフードコーディネーターのお仲間が、秋山先生のご自宅で新鮮な地鶏のガラをコトコト煮てスープを作って下さったのですが、それがとても美味しかったのですsign03 (食べる事でやっと気付くって私らしい…coldsweats01)
米や野菜作りも、美味しい食事も 「素材を生かして、時間をかけて」 というのは、先生の作品作りと共通するものがあります。

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これが、真ん中を食べる時の正統な食べ方だそうです。モデルは組長。

次に向かったのは、中橋農園。完熟してから出荷する事にこだわっているマンゴー農家です。贅沢な事に、ひとり1個の試食用マンゴーを用意して下さっていました。
夏の温度管理にはとても気を使うそうで、常に温度をチェックして調整するのは大変な作業。ここにも職人技で出来た美味しいものがありました。

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宮崎県東諸郡綾町北俣2287 電話・FAX  0985-77-3547
(HPなどによる宣伝はありません。2個入り5,000~6,000円位。ご注文はFAXで)


そして、昨年ユネスコエコパークに登録された森。これほどの規模で照葉樹林が残っているのは世界的にも貴重だそう。この森が、染織にとって大切な綺麗な水を生み出しているのですね。

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川の方から聞こえるのは、カジカ蛙(声を聴いてみてね)の涼やかな声。そして、森を歩けばサンコウチョウ(声を聴いてみてね)の囀りが…。
町中から、車で数分走るだけで、癒しの森が拡がっています。
今回、雨だったのでアカショービンの囀りを聴くことはできませんでしたが、この時期晴れた早朝にはアカショービンの美しい声を聴く事もできます。(実は、その後行った霧島でアカショービンに出会う幸運に恵まれました。なので、声は後程)

秋山眞和先生の「綾の手紬染織工房」で入校式の後、地鶏や綾牛のバーベキューに舌鼓。ご一緒したイケメン君たちに肉を焼いて貰って、食べる、食べるhappy01
関東にはない、喉の「セセリ」という部位がとても柔らかくて美味しかった。

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                    ↑ セセリ
外が暗くなってきました。
蛍の舞いを見に行きます。ピークが過ぎていて昨年程ではありませんでしたが、源氏蛍や姫蛍のランデブーに皆うっとりです。

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その後先生のお宅で吞み会。スタッフの方達と、土作りや蚕を育てる御苦労など、花や野菜を無農薬で育てている私にとっては、興味深い話を聞けて楽しかったです。

つづく

2012年6月13日 (水)

綾ツアー ~綾の大自然~

宮崎空港から車で60分程。日本最大の照葉樹の森が残されている綾町。この森、一時は伐採の危機もあったそうですが、秋山先生はじめ地元の人達の努力で残されているそうです。今回の旅のもう一つの楽しみは綾町の自然です。

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つり橋から見た照葉樹の森

夜は日没と共に蛍の夕べ。行く前に先生からひと言。「点滅しない蛍はヘビだから、気をつけてね」 ひえ~shock
カジカ蛙の涼やかな声に聞き入っていると、ちらほらと見えてくる源氏蛍。
それが時間と共にどんどん増えて、クリスマスツリーのように。隣にいる美炎さんが「目を細めて見ると宇宙にいるみたい」とつぶやきます。
本当です。漆黒の宇宙に漂いながら、星々の瞬きを眺めているよう。そのひとつひとつが短い小さな命だと思うと何やら切ない気持にもなってきます。
震災でなくなった人達の魂の輝き…そんな気持ちにもなっていました。
昨年の新燃岳の噴火でこの辺りも降灰があったと聞きますが、災害にも負けずに蛍達はいつもと変わらない輝きを見せているのかと思うと、その強さにも感動したのでした。

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朝は4時に起きて、夜明け前の森に出かけます。フクロウの声と共に聞こえてくるのはアカショービンの透明な声。鶯の声もこだましています。

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早朝、車の前を横切る猿や鳥

昼には綾照葉大吊橋(あやてるはおおつりばし)を渡り、照葉樹林の中をハイキングしました。この吊橋。高所恐怖症の私には心配の種でした。なにせ長さ250m。高さは142mもあるのですcoldsweats01 でも渡らない事にはハイキングが出来ません。

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ところが、恐る恐る渡っていると橋の「下」を猛禽類がすーっと飛んでいきます。
飛んでる鳥の背中が見えるなんてsign03
そこで好奇心のスイッチオンしちゃった私。橋の真ん中では下を撮影する余裕も(笑)

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無事渡り終え、上から落ちてくるというヒルを心配してフードを被って歩いていると、美しい声が聞こえてきます。
ツキヒホシホイホイホイnote サンコウチョウ(月日星で三光鳥)です。
こうなったらフードなんか邪魔。耳をダンボにして声を楽しみましたconfident

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工房の上を飛んでいた鷹 (ヘビを捕まえた?)

短い時間なのに、こんなに沢山の生き物に会えるなんて、感動でした。

2012年6月11日 (月)

綾ツアー ~草木染め、藍染め体験~

日本古来の在来種でありながら、糸が細く機械化に向かない「小石丸」という蚕を復活させ、伝統的な手法で染めや織りをされている秋山眞和先生の宮崎の工房に行ってきました。
市ヶ谷の先生のお店が会社に近い事もあり、時々作品を目にしていた私。
先生と懇意にしている寅さん企画の体験合宿(?)綾ツアーに、数年前から参加したいと思いつつ病気やら何やらで叶わず。やっと今年実現!バンザ~イcoldsweats01
綾の手紬染織工房では、桑の栽培~養蚕~製糸~染織~織りまで全て手仕事
その工程の一部を体験するのです。

今回の草木染めは、桑の葉染め。まずは、桑畑に行って桑の葉を刈ります。
蚕が食べる桑の葉っぱ。みずみずしくて美味しそう。でも虫が食べている様子なし。農薬が使えないのになぜ?と先生に聞くと、土が健康で桑自身が元気だと虫に負けないのだとか。その代わり、みみずや葉っぱを食べにイノシシや鹿が来るので電機柵が張り巡らされていました。元気な桑の葉を育てる所から始める…なんと大変な作業でしょうsign03

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桑の葉っぱを煮だしている間、先生に模様をつけるための括りの作業を教わります。

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ゴムで括ったり、糸で縫って絞ったり…。

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桑の葉っぱで染めた後は脱水機にかけた後、媒染作業。
手前がチタン。向こうは銅。同じ桑の葉染めなのに、随分色合いが違います。
この作業は、温度や時間など微妙な作業の為、先生にお任せ。

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その後、良く水洗いして縛っていた糸をほどきます。

2日目は、藍染め。工房の天然灰汁発酵建て藍染は綾町重要無形文化財に指定されているそうで、秋山先生の手ほどきを受けながらの体験はとても贅沢。なお且つ、先生の「愛」の籠った「藍」heart02を使わせて頂くのはちょっと緊張です。
藍に布を浸し、空気が入らないようにそっと中でなじませて取り出すと、綺麗なモスグリーン色。ところが空気に触れたり、水に漬けると綺麗な藍色になります。

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染め→洗い→染めを繰り返すたびに色が濃くなります。最後に洗って乾燥。

私は生成りのブラウスの裾にビーズを包んで糸で結び、襟はジグザグに縫ってから絞りました。一枚1500円のブラウスが大変身 happy01scissors

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ステッチがいい加減な所が私らしい(笑) スカーフは地模様のある物を使用

桑で染めた絹のスカーフは、太陽の下ではキラキラと輝く黄金色。でも派手さはなくて、藍染めとベストマッチ。いや~楽しかったconfident