名嘉睦稔

2008年10月11日 (土)

祭りのあと

金木犀の香りがどこからともなく漂ってきて、すっかり秋の気配。
神宮でセミ時雨を聞いていたのが、夢のよう。
先週、ボクネンズアート東京で『命の森』展プロジェクトスタッフの打ち上げパーティがありました。
迎えてくれたのは…ナント! chojiさん
沖縄から飛んで来てくれたのでした。
赤のchojiさん、黒のhideoさんのお出迎え。
「命の森」のパンフレットだわい coldsweats01
そしてこれは、寅さんが差し入れてくれたケーキ達。

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さすが~! 乙女達の歓声が上がりました。heart01

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ハイ、ハイ、サインね。

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車座になって、お魚講義は、まだ続く…? 
睦稔さんも混じりたいだろうな fishfishfish

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みんな、笑う。笑う。食べる。食べる。

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遠くにお住まいの方など、今回お会いできなかったスタッフも沢山いましたが、又いつかお会い出来る日を楽しみにしています。
皆さん、有難う。楽しかったですよね。お疲れ様でした。

10日は沖縄で、chojiさんの写真展でTINGARAのトークイベントが開かれています。
そして、京橋のボクネンズアート東京でも、25日から「命の森セレクション展」が開かれるのです。会場で気に入った『あの絵』が、又見られるかも。
睦稔さんも来場しま~す。カレンダーにサインして貰わなくちゃ happy01
『祭りのあとの淋しさは…♪』 なんて、言ってられないのでありました。

☆ 命の森 セレクション展 ☆
http://www.bokunen.com/mt/archives/2008/10/post_325.php

会 期:10月25日(土)~11月3日(月・祝)
    open/11:00-19:00 ※会期中無休
会 場:ボクネンズアート東京
 
【作家来場サイン会】
日 時:10月25日(土) 17:00-19:00
      26日(日) 13:00-14:00 / 15:00-16:00
対 象:当日「2009年カレンダー壁掛大タイプ」
    または「木版画集」をお求め頂いた方。


そして、ボクネンズのスタッフ、さおりさん、さきさんのポッドキャスト
i-BOKUNEN。お二人の楽しいお喋りもお見逃しなく。

iBOKUNEN【ボクネンさんがやって来る!】

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2008年9月29日 (月)

神宮の森に響いた「命の森協奏曲」

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明治神宮文化館で開催されていた、名嘉睦稔「命の森」展が、28日で会期を終えた。
春、プロジェクトが立ち上がってから5ヶ月。
若者達の熱気と行動力に圧倒されながらも、エネルギーを貰い、セミの初鳴きと共に通い始めた明治神宮。
睦稔さんの「想い」を共有したプロジェクトスタッフが、それぞれの持ち味を生かして自分の中の「命の森」を奏でた夏でした。

私達が、睦稔さんのメッセージにある「不思議な縁」で結えられたのだとしたらこんなに嬉しい事はありません。

突然の豪雨に客足が途絶え、大きな窓から空を眺めて「仕方ないよね」とお喋りを楽しんだり、外国からの観光客の方に、片言英語で感想を尋ねたり、長椅子で大作を眺めているお客様に話しかけてみたり…。
いろんな事が新鮮で楽しい時間でした。
フランスから来られた兄弟が、前日来てお金が足りなかったからと、再来場してお土産を買ってくれたのは嬉しかった。線のダイナミックさと命に溢れたカラフルな色合いが新鮮で、面白かったと言ってくれました。
ボクネンズスタッフの皆さんの気配りも、抜けてるおばさんをうまくフォローしてくれて本当に助かりました。
そして、声をかけた友人達が連れ立って訪れてくれて、私はシアワセモンです。
スタッフの皆さんも同じだったと思います。感謝しています。heart02
この夏、石垣島沖合いのサンゴ礁の70㌫がダメージを受けているという悲しいニュースを耳にしましたが、睦稔さんの描く森が、幻にならないように、身近な「命の森」を大切にする事から始めようと思います。
皆さん、お疲れ様でした。そして、有難うございました。
忘れられない夏になりました。
本格的な秋、淋しい週末になりそう。。。weep

「命の森」展のポスターやチラシのデザインを担当され、雑誌「沖縄スタイル」の写真も担当されているchojiさんの写真展が沖縄で開催されます。題して「神々の舞踏会」。
必見です。

 仲程長治 写真展~神々の舞踏会

 会 期:10月8日(水)~11月3日(月) 11:30-22:00 開催期間中無休
 入 場:無料 
 会 場:CAFE UNIZON
     http://www.cafe-unizon.jp/
     沖縄県宜野湾市新城2-39-8 MIX life-style 2F
     Tel : 098-896-1060

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2008年8月30日 (土)

体中で自然を感じ取る睦稔さん

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(手作りグッズで熱心に作品の解説をする渡辺さん。お話が面白くて、体が前の方に行ってしまう)

23日から始まった 『海の森』。
お魚博士の渡辺昌和さんが、「大礁円環」 の前で、海の生き物の解説をして下さった。
渡辺さんは、最初に睦稔さんの絵を見た時、とても衝撃を受けたと言う。図鑑に出てくる魚ではなく、海の中で生きている魚の生態そのものを活き活きと描いているからだ。
例えば 「ニモ」 で有名なクマノミ。種類によって共生するイソギンチャクが違うのだが、ちゃんと描き分けてあるそうだ。
図鑑では背びれを立ててあるマグロが、背びれをたたんで泳いでいたり、サンゴを食べているオニヒトデの上に、天敵の宝貝が覆い被さっていたり (近くのサンゴは白くなっている)。生き物達が、「いるべき場所」 に、「あるべき姿」 できちんと描かれているのだそうだ。詳細はコチラの映像で。
そればかりではない。この絵はとても躍動的で、前に立つと、魚達と一緒に渦の中に飲み込まれてしまいそうで、めまいがしてくる。
専門家も唸らす、睦稔さんの観察力は、どのように育まれてきたのだろう?

実は、今日30日と来月21日に上映される、オリジナル映像の中に少し秘密が隠されている。
この映像では、陸の森で展示された 『星の叢花(むらばな)』の制作シーンと共に、睦稔さん御自身が、生まれ育った伊是名島を紹介している。
命に溢れている伊是名島の大自然。睦稔さんは、お花を手に取り、そのヒダを「手で」見、匂いを嗅ぎ、口に入れる!
五感、いや六感までも全開にして、全身で生き物達の営みを自分の中に取り込んでしまう睦稔さん。
幼い子供が、触ったり、舐めたりして、全身で新しいものを確かめるように paper

ビーチサンダルで断崖をひょいひょい登り、「この花見せてあげたいのにな」 (誰も登れないから無理 coldsweats01 ) と言いながら、いたずらっぽい目をキラキラさせて笑う睦稔さん。
そんな素顔の睦稔さんを見られるのは、このオリジナル映像ならでは。
随所に散りばめられた、睦稔さんの言葉も素敵 heart01
9月21日の上映会には、睦稔さんと親交の深い、写真家でデザイナーの仲程長治さんのお話もあります。
どんなお話が飛び出すか、楽しみです。是非、ご参加下さい。

☆ これからのイベント ☆

8月31日(日)15時 海の森ギャラリートーク&奉納演奏
                             出演 : 長屋和哉(音楽家)

9月6日(土)16時半 海の森ギャラリートーク&新曲試聴会 
                             出演 : TINGARA

9月7日(日)13時   明治神宮の森散策 
               ガイド : 廣瀬浩保宮司
                (要予約 限定50名)

9月13日(土)15時 海の森ギャラリートーク 
               出演 : KNOB(音楽家)

9月20日(土)15時半 海の森ギャラリートーク 
               出演 : 渡辺昌和(魚博士)

9月21日(日)13時半 名嘉睦稔オリジナル映像上映会&トークライブ
              出演 : 仲程長治 イシジマヒデオ
              (要予約 限定200名 社務所講堂)
              予約は
コチラでチェック

いずれも、料金は入場料800円のみ。
ギャラリートークは予約不要です。

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2008年8月20日 (水)

「海の森」刀で捕えられた海の生き物たち

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(閉館後、睦稔さんのねぎらいの言葉に、スタッフ全員感慨無量。6時の閉門に間に合うか sign02 happy02

8月17日は、映画地球交響曲の龍村仁監督と、睦稔さんによるトークライブが行われました。
この企画は、展覧会の開催前にすでに予約を締切る程の人気で、キャンセル待ちの列が、開演の1時間以上も前から出来ていました。
その後のお二人のサイン会にも長蛇の列が…。
会場の外にまで出来た列に、外国からの観光客の方もびっくりでした。coldsweats01

睦稔さんが作品を制作しているシーンは、会場のプロジェクターで見られるのですが、映像を見たお客様は誰でも驚かれます。大きな版木に向かって祈り、墨をボトボト落としたかと思うと、下絵もなしにいきなり彫り始めるのですから。
司会のジャーナリスト高瀬さんが、「何かにつき動かされるように彫っているように見えるのですが…」と仰ると睦稔さんは、「僕にとって絵は、『獲物を捕らえる』 感覚に似ていて、刀は魚を捕まえる 『モリ』 のようなものなのです。」
魚を観察して、デッサンして、それを版画にする。というのではなく、漁師になりたかったという睦稔さんが、海に潜り 「追い込み漁」 をするなかで心に残った生き物達の営みが、シーンとなって目の前にあらわれ、それを刀(彫刻刀)で捕らえて、版木に閉じ込める…そんな感覚なのだそうだ。
23日から始まる 「海の森」 では、睦稔さんに捕えられた海の生き物達が、12畳大の「大礁円環」の中で乱舞している光景が見られます。
24日にギャラリートークをして下さる魚博士の渡辺さんも、睦稔さんの観察眼には驚かされると言います。これはもう、圧巻です。

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30日(土)には、睦稔さんが案内する故郷・伊是名島や、上記の作品制作シーンを収録した90分のオリジナル映像の上映会を開催します。
今回が初公開です。
先着順限定200名様で、下記のフォーマットでお申込み下さい。

☆ 名嘉睦稔オリジナル90分映像上映会

日 時 : 8月30日(土) 13:30~15:00
場 所 : 明治神宮社務所 講堂
料 金 : 800円(展覧会チケット代金)
限 定 : 200名

お申込方法は以下フォーマットをお使い頂きメールアドレス online_shop@bokunen.com にご送信下さい。
受付完了の返信メールをお送り致しますので、当日はそちらをプリントアウトしてご持参ください。
又はお電話 03-3517-2125 でお申込みください。

【注意事項】

※ 先着順となります。定員になり次第締め切りとさせて頂きます。
※ お申込みはお一人様ずつお願いします。
※ 入場料800円は当日の会場、社務所講堂受付でお支払いください。
展覧会の入場チケットと引き換えになります。

-------------------------お申込フォーマット----------------------

・件名「名嘉睦稔オリジナル90分映像上映会 参加希望」
・お名前
・お電話番号
・メールアドレス

-----------------------------------------------------------------

週末には、イベントも盛り沢山。
こちらは申込み不要ですので、是非足を運んでみて下さいね。

イベントスケジュール
8月23日(土)15時~  命の森ギャラリートーク 
           ゲスト : 上田壮一
                (
Think the Earthプロデューサー)
8月24日(日)15時~  命の森ギャラリートーク
           ゲスト : 渡辺昌和(魚博士)
8月31日(日)15時~  命の森ギャラリートーク&奉納演奏
           ゲスト : 長屋和哉(音楽家)

お待ちしていま~す happy01

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2008年8月11日 (月)

明治神宮散策ツアー

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レポートが遅くなりましたが、8月2日。明治神宮散策ツアーが廣瀬浩保宮司さんの案内でありました。
明治神宮が創建されたのは、大正9年。
それまでこの辺りは一面の畑や荒地で、御苑のある東門(井伊家下屋敷)近くに代々よりあった樅の大木が、品川沖の黒船の様子を窺う為に使われたという位、何もなかったそうです。(代々木の名前の由来)。
大正4年、日本や海外から10万本の献木があり、青年団の勤労奉仕で植林されて森が誕生したのだが、昭和20年4月14日に、空襲に見舞われ、創建当初の主要な建物は焼失。空襲の時は、本殿傍の防空壕に一時的に避難させていた御神体を、焼夷弾の降る中宮司さん達が総出で運んで難を逃れたそうです。

1.この鳥居は、一本の木で作られているそうです。

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2.大木に巻きついた、見事な藤の木。
  実はこの大木、枯れてしまったのでコンクリートで作ってあるそ
  
うです。藤の季節は、とても綺麗だそう。

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3.明治天皇が、体の弱い昭憲皇太后の為に作られたという、菖蒲
  田。都会の真ん中とは思えない静けさ。


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4.清正井。冷たい水がせせらぎになって流れていきます。

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5.廣瀬さんが、手水の使い方を教えて下さいます。

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6.唯一、空襲による焼失を免れた建物。
  巫女さんが手作業をされていました。


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7.ご神木の前で、お参りの仕方を教わりました。
  拍手の音が、すごく響くのにびっくり
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8.睦稔さんが8年前にお篭りをして、作品を作った建物の近くで、
  「禊」の仕方を教わりました。
  皆で一斉に船を漕ぐような格好をするそうです。
  最後の深呼吸をやってみます。


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9.宝物殿の前にある「たこの木」と言われる大木の傍で、
  アブラゼミが羽化してました。


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広大な神宮の森。歩いていても、ゴミ一つ落ちていません。
スタッフの皆さんや、この森を愛する沢山の人達に大切に守られてきたのですね。

さて今週末、又睦稔さんが、サイン会をやります。

【作家来場サイン会】

日 時:8月16日(土)、17日(日)16時頃~
場 所:明治神宮文化館 宝物展示室
対 象:展覧会カタログまたは画集をお求めの方


「陸の森」の会期も、残り少なくなってきました。
睦稔さんの笑顔に会える最後のチャンスです!

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2008年7月28日 (月)

原宿駅の裏に沢が?!

F10001480001 この沢、どこにあると思いますか?
なんと、原宿駅の裏側、明治神宮の中に流れているのです。
名嘉睦稔 「命の森」 展の会場に行く途中、駅からの道沿いにあって、冷たい空気が流れてくるので、いつも立ち止まってひと息ついてしまいます。
どうやら、この沢は「清正井(きよまさのいど)」という、湧水の井戸から菖蒲田のある池を経て流れているようです。
清正の井は、安土桃山時代の武将加藤清正が自ら掘ったとされる(真偽の程は定かでありませんが)井戸で、水温は四季を通じて15度前後と一定しており、毎分161リットルの湧水量があるというから、驚き。
都会のど真ん中でも、森があると、水が湧くのですね happy02
そんなミラクルな明治神宮の森
東京ドーム15個分の境内には、17万本もの木々が生い茂っています。
この森にどんな秘密があるのか、探検してみたいと思いませんか?
なんと、今週末、明治神宮スタッフの廣瀬浩保さんによる、明治神宮散策ツアーが開催されますよ。
睦稔さんが8年前に3日間のお篭りをして制作した禊場など、普段一般の人はなかなか足を踏み入れられない、知られざる明治神宮を散策できるチャンスです。

【明治神宮散策ツアー】

日 時 : 8月2日(土) 13:00~ (1時間程)
集 合 : 明治神宮文化館宝物展示室内
料 金 : 展覧会入場料(一般800円 大・高校生500円)
ガイド : 明治神宮 廣瀬浩保

※ 少人数制につき先着50人となります。

お申込方法は以下フォーマットをお使い頂きメールアドレス online_shop@bokunen.com にご送信下さい。
受付完了の返信メールをお送り致しますので、当日はそちらをプリントアウトしてご持参ください。
又はお電話 03-3517-2125 までお申込みください。

-------------------------お申込フォーマット-----------------------

・ 件名 「明治神宮散策参加希望」
・ お名前
・ お電話番号
・ メールアドレス

------------------------------------------------------------------

この散策ツアーの後、15時からは展覧会会場で長屋和哉さんのギャラリートーク&奉納演奏があります。
TINGARAが、長屋和哉さんとの出会いをポッドキャスティングしています。

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2008年7月23日 (水)

音楽とのコラボが素敵な「命の森」展

Photo 『描いても描いても描いた気がしない、というとおかしな話ですが、ぼくは日常のなかで、森や山、海、雲、風、太陽、植物、昆虫、鳥類、動物など、ありとあらゆる大自然の「生きる営み」が面白くてしかたないですから、そのすべてと感応して、生きている自分自身が反応している結果、絵をいただいているんですよね。だから、終わりがないのです』
         (名嘉睦稔 「大自然の伝言(イアイ)を彫る」 より)

名嘉睦稔「命の森」展の前半「陸の森」で展示されている12畳大の大作「節気慈風」は、沖縄の24節気を描いた作品だ。カラフルなお花や鳥、昆虫や動物など、睦稔さんが目にした様々な生き物達が生き生きと描かれている。
この作品の前で、TINGARAの歌姫つぐみさんのギャラリートークが催された。
つぐみさんは、睦稔さんが短い期間に描きあげたこの「節気慈風」と「大礁円環」 (是非、clickして見て下さい) に感銘を受け、いつか曲を作りたいと思っていたという。
そして、今回この二つの作品をイメージした「組曲~命の森~」(試聴できます)が生まれた。
睦稔さんと同じようにつぐみさんも、曲を作っても作っても、表現しきれないのだそうだ。まだまだ沢山作りたい、と熱く語るつぐみさん。そのお姿は、睦稔さんの絵から抜け出た女神様のよう。
自然の営みを生き生きと表現する睦稔さんと、睦稔さんと共通の「想い」を音楽で見事に表現するつぐみさん。
長椅子に座って絵を眺めながら、TINGARAサウンドを聞いていると、絵のあちらこちらから動植物達のささやき声が聞こえてきたり、潮騒の音と共に心地よい風が吹いてくるようです。
この展覧会は、絵と音楽のコラボレーションがとても素敵な展覧会なのです。

今週末には、TINGARAのお二人のギャラリートークと、組曲「命の森」の試聴会。
来週末には、地球交響曲第6番の出演者で、睦稔さんと親交の深い音楽家達による奉納演奏が予定されています。
8月2日は、チベット密教や仏教の仏具、バリ島やタイのゴングなど、アジアに広く分布する青銅や真鍮製打楽器を中心に演奏する長屋和哉さん。
8月3日は、オーストラリアのアボリジニが祝いの儀式や人々の癒しに使っていた、ユーカリの木を使った世界最古の木管楽器ディジュリドゥを演奏するKnobさんです。
普段なかなか耳にする事のない、自分の中の太古の記憶が呼び起こされそうな音楽を、睦稔さんの作品と共に真夏の都会の森で、楽しんでみませんか?

7月26日(土) TINGARA
17時~   ギャラリートーク
17時半~ 「組曲~命の森~」より「陸の森」の試聴会(25分)

8月2日(土)  長屋和哉
15時~   ギャラリートークと奉納演奏

8月3日(日)  Knob
15時~   ギャラリートークと奉納演奏

いずれも会場は展覧会会場の、明治神宮文化館宝物展示室
入場は、入場料のみになっています。(一般800円 大・高校生500円)
予約は不要です。

詳しくは、ボクネンズアート東京「命の森」スペシャルブログまで

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2008年7月15日 (火)

「命の森」展始まる!

Photo_3 Bokunen_profile0001  いよいよ、12日から名嘉睦稔 「命の森」 展が始まった。
11日は、小説 「海のふた」 で睦稔さんとコラボレートした作家のよしもとばななさんや、写真家の高砂淳ニさんなどの各界著名人を迎えてのレセプションパーティが催された。
挨拶の中で明治神宮宮司の中島精太郎さんは、「神宮の森の17万本の木が、睦稔さんを迎えてとても喜んでいると思います」 と仰っていた。
この日は、本格的な暑さを迎え、会場のロビーから見える木々の葉っぱは緑色に輝き、睦稔さんが夏を運んできて本当に喜んでいるようだった。セミも鳴き始めた。
絵を御覧になったお客様は、皆さん笑顔で 「ありがとう」 happy01 と会場を後にしてくれた。

13日は、神宮の中にある、国際神道文化研究所の主任研究員である今泉宣子さんと、ボクネンズアート東京代表のイシジマヒデオさんを交えて、睦稔さんのトークライブが行われた。壇上の左右には、前回の展覧会の為に睦稔さんが神宮に奉納した大きな作品が飾られていた。

印象的だったのは、「桜」cherryblossom の話だ。
睦稔さんは、日本の代表的な桜である 「ソメイヨシノ」 がどうも好きになれず、長い間作品にする事はなかったという。
ソメイヨシノは、終わりを迎えるとハラハラと散り、その美しい姿が日本人の心に触れる象徴的な花だが、その姿が、戦争で散っていった「命」を連想させるというのだ。
お国の為に、桜のように潔く散っていく事を強要された沢山の命。
「僕は戦争の世代ではないのだけれども、なぜかそんな風に思うのです」
この言葉を聞いて、睦稔さんの絵がなぜ私達の心に触れるのか、少し分かったような気がした。

今回の展覧会の為に睦稔さんが作成した「桜乃花滝」「梅乃花滝」という大きな作品は、桜と梅というありふれたモチーフなのだけれど、実際目にしてみると、命に溢れた、「生命への讃歌」ともいえる作品だ。一つ一つの花が、命を主張しているように私には見える。

ポスターやチラシになった「巌臥蒼龍」 (がんがそうりゅう) という作品も、松なのだがまるで龍のように躍動的で、動かない木が、睦稔さんの手にかかるとモノを言い、生き生きと、そしてのびのびと動き出す。睦稔さんの絵には、生き物達への愛おしさが溢れている。
夜になったら、神宮の木の精霊達が、会場に集まり宴を開いているのではないだろうかと私は思う。どんな話をしているのか、夜の神宮へ忍び込んでみたいものだ。bottle

お知らせです。ボクネンズアート東京代表のイシジマヒデオさんが、今週末ギャラリートークを行います。睦稔さんの絵にまつわる、秘密のお話が聞けるかも!

そして、翌20日は睦稔さんがラジオにゲスト出演します。

7月19日(土) ギャラリートーク

出 演 イシジマヒデオ
時 間 15時~
場 所 明治神宮文化館 宝物展示室
入 場 入場料のみ

月20日(日) 名嘉睦稔ラジオ出演

時 間 23時~24時
番 組 
bay fm 「ザ・フリントストーン」

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2008年7月 6日 (日)

名嘉睦稔サイン会と、組曲「命の森」

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                       (明治神宮のご神木)
7日から、北の大地北海道で開催される洞爺湖サミット

映像 「命の大地」

私の大好きな音楽ユニットTINGARAは、このサミットの為に「命の大地」という映像を創りました。
惜しくも採用はされませんでしたが、美しい北海道の大自然を短い時間で余すことなく表現しているこの映像。
地球の息遣いや鼓動を感じられませんか?heart01
のびやかな草原の真ん中ににょっきりと立っている桜の木が、私には、ピンクのサンゴのように見えます。
地球は生きているんですよね。生き生きとshine

この美しい自然の中で、各国の首脳達が地球の未来についてどんな結論を出してくれるのか。国や民族を超えて、心が一つになってくれる事を祈りたいと思います。

そして、
東京の森、明治神宮では、名嘉睦稔さんの「命の森」展がいよいよ開幕です。初日の12日(土)には、睦稔さんも来場しサイン会が行われます。

 ☆ 名嘉睦稔 来場サイン会 ☆

日 程 : 7月12日(土) 13時30分~15時30分
会 場 : 明治神宮文化館 宝物展示室
対 象 : 当日、「展覧会カタログ」「新画集」をお求め頂いた方

そして、そして、
TINGARAが「命の森」展を記念して、アルバム「組曲命の森」をリリースしますsign03
12畳大の『節気慈風』(「陸の森」で展示)と『大礁円環』(「海の森」で展示)の作品に合わせた組曲で、この展覧会のテーマ曲になっています。
発売は8月7日(旧暦の七夕)ですが、先行予約特典として、会場で予約して頂くと、もれなく展覧会カタログがついてきます。 これはお得 wink
曲は会場で流れていますので、是非チェックしてみて下さい。

 ☆ TINGARA 組曲~命の森~ ☆ 

価 格 : 2,500円(税込) 8曲51分
発 売 : 8月7日
予 約 : 7月12日より、会場にて予約受付。

※  予約特典として、展覧会カタログをその場でお渡し致します。
   CDは、8月7日以降順次郵送。

CDの販売は、9月28日までは、会場とボクネンズアート東京のみになります。
オンライン注文については、後日お知らせがあるそうです。
詳細は、こちらのTINGARAのホームページで。

組曲「命の森」はこちらから、試聴できますnoteear

いよいよ、暑い夏本番 sun
都会の森明治神宮で、「命の森」を感じてみませんか?

明治神宮文化館「宝物展示室」(地図)はJR原宿駅からすぐです。

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2008年6月25日 (水)

名嘉睦稔版画展~命の森~トークライブ申込開始

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7月13日と、8月17日に明治神宮で行われる、
名嘉睦稔~命の森~トークライブの申込みが開始されました。
申込はネットからのみです。詳細はこちらです。
なんと、展覧会のチケット込みで800円。つまり、トークライブは無料という事になります。
8月は、地球交響曲(ガイアシンフォニー)第4番、名嘉睦稔編の上映もあります。

 陸の森トークライブ (200名)

   日 時  7月13日(日) 13時30分~15時30分
   会 場  明治神宮 社務所講堂
   出 演  名嘉睦稔
        今泉宣子(明治神宮国際神道文化研究所主任研究員)
   入場料  800円(展覧会チケット代込み)

 海の森トークライブ (200名)

   日 時  8月17日(日) 13時30分~15時30分
   会 場  明治神宮 社務所講堂
   出 演  名嘉睦稔
        龍村 仁(映画監督)
        高瀬 毅(ジャーナリスト)
        「地球交響曲第4番」 名嘉睦稔編上映
   入場料  800円(展覧会チケット代込み)

先着順ですので、申込みはお早めにsign03 horse

       

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2008年6月22日 (日)

国際サンゴ礁年のロゴ

Logo1j0001 サンゴ礁保全を目的とした国際的な協力の枠組である 「国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)」 (日本とパラオ共和国が、平成17年7月~19年6月までの任期で議長国を担当)  は、2008年を「国際サンゴ礁年(IYOR)」とすることを決定し、世界各国において、大勢の人にサンゴ礁についての理解を深めて貰うための普及啓発活動や、多様な主体(企業、NGO、行政、研究者、市民等)が連携したサンゴ礁保全活動が展開されることになっています。
又、今年4月に開催された総会において、統一ロゴとして、環境省が沖縄のデザイン会社「プロジェクト・コア」に依頼して作成した案が採択されました。
今後、世界中で、このロゴが使われることとなります。
ロゴは、各国から寄せられた27の候補のなかから、事前の選考で5つが選定され、その5つの中から、総会の参加団体(15ヶ国、22の機関(国際機関、NGO等))の投票により決定されました。
国際サンゴ礁年2008に関連する広報・活動において、誰でも自由に利用することができます。
IYORJPホームページより

名嘉睦稔さん率いるプロジェクト・コアのロゴが、世界中で使われるのですsign03

そして、日本ではポスターに睦稔さんの「湧卵」が採用されました。
IYORのHP (英語)では、ロゴをバナーで貼り付けられるように紹介されていて、その中に睦稔さんのポスターについても紹介されており、ボクネンズアートのホームページにリンクされるようになっています。

IYORのHPを見た世界中の人達が、睦稔さんを知ってくれたら嬉しいな happy01

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2008年6月14日 (土)

睦稔さんが繋げてくれるもの

F1000125 私が働く会社の近くには、図書館がある。
小さいけれど、沢山の学校や、会社、マンションに囲まれているので、昼休みは結構混んでいる。
そして、入口の壁には展覧会のポスターが一面に貼られているのだ。早速、名刺を持って「命の森展」の営業、営業。

図書館のスタッフに尋ねると、『毎日沢山ポスターやチラシが送られてきて、貼り切れない位なんですよ。それで、基本的には官公庁や学校関係のポスター以外は受け付けていないんです。』というお返事。
『 名嘉睦稔さん? 個展…ですよね? 』

そこで、環境省の依頼を受けて国際サンゴ礁年のポスターを担当した事。文化庁の文化交流使に選ばれて、外国で展覧会をした事や、洞爺湖サミットも行われる今年に、明治神宮の森で展覧会を行う意味を熱く語る私……。

ふと見ると、日光菩薩、月光菩薩さんがこちらを見ている。

『 あのお… あの、「薬師寺展」 終わってますよね?! 』
『 あそこのスペースにぴったりの大きさだと思います!! 』
と、鋭いつっこみ。

渋い顔だったスタッフさん、少し考えて think
『 こうやって、直接交渉に来られる方は少ないので…。』
『 分かりました。期間は短くなるかも知れませんが、お持ちになって下さい 』

エヘへ
やったあ!scissors
おばさんパワー炸裂!!  長生きはするもんだ!

うふふな気持で帰宅すると、もう一つ嬉しい事が。。

会社が、給料明細と一緒にいれている社内報に、「命の森」展を紹介してくれたのです。
風の旋律」の作品と、命の森プロジェクトメンバーの名刺も一緒に添えて。。
そして、なんと、チラシもコピーして同封されてました!!
数百人の人達の手にチラシが渡っている筈。なんていい会社なんだ。crying
そう言えば、新年会のお楽しみ抽選会で iPod touch も頂いたのでした。
そのiPodで、営業しているんだった。
ありがたや、ありがたや。

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2008年6月 7日 (土)

東京湾でサンゴの産卵が!!

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自然写真家の高砂淳二さんが理事をされているOWSさんは、海と生き物を通して 「自然に親しむ、学ぶ、大切さを伝える」 活動をされているNPO法人です。
海のトークセッションのイベントで名嘉睦稔 『命の森展』 のチラシ配布をお願いした所、快く引き受けて下さったので、ご挨拶を兼ねて私も参加させて頂く事にしました。
今回は、20年間東京湾のサンゴの調査と保全活動をされている 「沖の島サンゴを見守る会」 代表の三瓶雅延さんのお話です。

三瓶さんが館山沖で初めてサンゴの産卵を確認したのは、平成7年8月29日の夜。サンゴが産卵すると、他の生き物達も精子を放出したりして一斉に生殖活動を始め、「海の中が一大イベントに湧くようだった」 そうです。
館山の陸地では、6千年前のサンゴの化石も見つかっており、これまで32種類のサンゴの生息が確認されていて、造礁サンゴの北限域という事で世界的にも注目されているそうです。
東京湾には、なんと60畳大のエダミドリイシの群落があり、久里浜と金谷のフェリー航路の内側にもサンゴがあるというから驚き。
綺麗な宝石サンゴが、網にかかる事もあるそうです。
ソラスズメダイは冬を越し、イソギンチャクの中に隠れている事の多いクマノミが、ここでは2~3メートルも離れてフラフラと泳いでいるとか。fish
温暖化の影響からか、タカラ貝の種類が増えたそうですが、サンゴの白化現象も見られ、急激な環境変化は、生き物達にとって良い事ではないというお話でした。
只、折れてしまったサンゴを岩に凧糸でくくり付けると、2ヶ月程で着床するというお話はとても興味深いものでした。

三瓶さんは、第一土曜日(夏休みは毎週)、海ホタルの観察会を行っていて、綺麗な海水でしか生きられない海ホタルに触れる事で、子供達に環境保護の大切さを教えているそうです。
「海ホタルは星雲のようです」と、映像を見せて下さいましたが、子供達の歓声が聞こえるようでした。柔かい笑顔が素敵な三瓶さんのお話はとても面白く、一度沖ノ島に行ってみたいと思いました。

私の住む地域の下水は東京湾に流れ込んでいますが、
排水口の先にあるのはヘドロの海ではなく、サンゴの海だったのです!!shock

6月22日(日)の国際サンゴ礁年2008 「サンゴ礁フェスティバル」 では、高砂淳二さんの基調講演やパネルディスカッション、りんけんバンドの照屋林賢、上原知子さん。大島保克さんのミニライブも行われます。
ボクネンズアートも版画ギャラリーの出展をしますので、お台場で海のこと、考えてみませんか?

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2008年6月 1日 (日)

熊野④ 熊野と「命の森」

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世界遺産の熊野古道や神社仏閣の他にも、豊かな海の幸、山の幸。源泉架け流しの温泉など、熊野の魅力は語りつくせないが、今回の旅で私が一番印象深かったのは「大斎原」(おおゆのはら)だ。

Dsc_03520001 かつて熊野本宮大社は、熊野川、音無川、岩田川の3つの川の合流点にある「大斎原」という中州にあった。
1万1千坪の境内に5棟12社の社殿があり、江戸時代までは橋が架けられておらず、参詣者は川に足を踏み入れ、身と心を清めてからでなければ参拝する事は出来なかったという。
熊野の3つの神社は、個別の自然崇拝に起源を持ち、熊野本宮大社は、山(森)だと言われている。
神武天皇が海から熊野に入り、光輝く那智の滝を神として奉ったというから、熊野本宮大社は少なくとも千数百年以上前から、もしかしたら紀元前からそこにあったのかも知れない。
川の中州に建物など、現代人の感覚では信じられない事だが、かつてこの辺りには広葉樹の森が拡がり、森が水を貯え、天然のダムになっていたのだろう。
明治の近代化と共に森林は伐採され、杉が植えられ、今ではダムが出来て、川の水量も減ってしまった。
私が想像する熊野の森は、宮崎駿監督の映画「もののけ姫」の森だ。うっそうとした森に囲まれた川の中州に、神社はあった。

人々が自然を神と崇め、森を守り、共に暮した時代には、神社は中州に存在できた。120年前に起きた大洪水で流されてしまった神様のお社(やしろ)。。。
もしかしたらこの神社は、人々の心を映すバロメーターになっていたのではないだろうか。
森の神様は、その為に「中州」に住んでいらっしゃったのかも知れない。
今では、大斎原は陸地と地続きになり、田んぼに囲まれた場所になっており、高台に建てられた熊野本宮大社に人々は参拝して、訪れる人も少なく、神様は淋しい思いをしているに違いない。

51113_0860001 帰りに通った南部の海沿いの道は、急峻な崖と海に挟まれていた。海にはサンゴがあり、崖の侵食を防いできたのだと思う。
陸の森、海の森が人々の生活を支えてきた。

この7月12日から明治神宮の森で開催される、沖縄の版画家名嘉睦稔さんの展覧会「命の森」の言葉が思い浮かんだ。

光が満ち溢れるこの道を大事にしなければいけません。

陸の森と海の森は、私達全生命の生存を保証しているのですから。。

写真は上から、大斎原の鳥居。大斎原のある熊野川。昔の捕鯨船

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