« 2017年5月 | トップページ

2017年6月

2017年6月11日 (日)

Now You Lousy Old Nipponese?! ~NYLONと絹~

年を重ねてきて思う事は、食べ物でも洋服でも、シンプルで自然な物がしっくりくるという事。内臓が弱って体に優しいものしか受け付けてくれないとか、肌が乾燥するので、自然素材の物の方がいいとか、そんな事情もありますgawk
ところが、タンスの中を覗くと、持っている洋服は殆ど化繊混じりです。
NYLON (ナイロン) の由来が何なのかご存知ですか?

OW OU OUSY LD IPPONESE (古い日本製品はもうだめだ)

という言葉から来たそうです。デュポン社が化繊を開発するまでは、日本の絹製品が世界を席巻していたとか。think

O  OVE INU (だったら、私は絹が好き) といこうではありませんかsign02 (笑)

それで、前に友人が着物をリメイクしていたものを着ていてとても素敵だったので、和裁の内職をしていた母が買ってくれたお蔵入りの着物をリメイクしようと思いたちました。

まずは、地元のリサイクル着物屋で、リメイク用の着物を買いました。
いやはや驚きましたsign03 少し染みがあるだけの着物が千円で売ってますsign03
どれも丁寧に縫ってあって、母もこんな風に根を詰めて仕事していたんだなあとせつない気持ちになりながら糸を切り、バラして行きます。
直線立ちの着物の良い所は、バラバラにすると、36〜37センチ幅の反物に蘇ること。
生地に残った糸を粘着テープでとり、重曹と自然系の洗剤で漬け置き洗いして、脱水し、アイロンをかけて皺を伸ばしてから干します。

0002

着物は洗う事がないので、汗で臭くならないのかと不思議でしたが、どの生地を洗っても色落ちがあり、藍染めや草木染めをしているのだと思いました。何度着ていても本当に臭わない。自然の力って凄いですね。coldsweats01
この生地(紬)で作ったチュニック。洋服の型紙で作ると、はぎ合わせないといけないので、柄合わせに苦労します。

0001_2

最初は、簡単な直線立ちで作ってみました。
全幅2枚、半幅1枚を横にして縫っただけの簡単さ。
この生地大島紬。3千円。売った人は涙を呑んだ筈。crying

0003

仙台に帰省した時、義母が『絽』(盛夏用の薄い織物) の反物を使ってないからとプレゼントしてくれました。全長13m位あるので、ブラウス、スカート、ロングジレ2枚作製。

0005

0004

ロングジレ (ベスト) をお返しにプレゼントしたら、喜んでくれました。
着物を買う時は、なるべく紬にします。厚みと張りがあり丈夫で伸びないので、ミシンで作れるからです。confident

0006

結局、母の残してくれた着物は、ハサミを入れられず bearing
昔の人は、古くなった着物を布団の側に使ったりして、リサイクルしながら長く使っていました。それだけ、絹織物の品質が良くて、丈夫で長持ちするからなのでしょうね。
現代人は、その価値にどれだけ気づいているのでしょうか。たった千円になってしまうなんて。
着付けが出来ないのでバラす事になってしまうのは申し訳ないけれど、無駄なく使って、長く着てあげられたらと思います。heart02 
お恥ずかしい出来上がりですが、自己満足(笑)

0008

猫の手いらないgawk

« 2017年5月 | トップページ