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2016年3月 1日 (火)

あれから5年 福島への旅① 〜放射線を測りながら走る〜

東日本大震災、福島原発事故から5年。
昨年3月に全線開通した常磐道を使って、海沿いを北上しながら仙台に帰省しました。
途中の常磐富岡インターと浪江インターの間は帰宅困難区域で、高速から東へおよそ8キロの地点には、福島第一原子力発電所があります。
親戚が沢山住む、福島県。
今回、生協から放射線測定器をお借りして、現在の数値を測りながら走ってみました。
マッピングしたのが、下の地図です。

Photo

(注) 測定器は、HORIBAの環境放射線モニタRadi (PA-1000)
   単位はμ㏜(マイクロシーベルト)/h (時)
   2月27日〜29日 晴れ〜曇り 風ほとんどなし
   パーキング以外は、車中走りながらの測定。

bud 参考資料 bud

ICRP (国際放射線防護委員会) の年間許容限度 … 1ミリシーベルト(凡そ0.23μ㏜/h)

当初国が定めた被曝限度 … 1ミリシーベルト (0.23μ㏜/h)

18歳未満や妊婦の立ち入りが制限される放射線管理区域 … 0.60μ㏜/h以上

チェルノブイリ事故後ウクライナが定めた居住禁止区域 … 5ミリシーベルト(0.56μ㏜/h) 以上

① 放射線業務従事者の年間許容量 … 20ミリシーベルト (3.8μ㏜/h)
② 文科省が定めた、県内の学校施設での利用限度許容量
                  … 20ミリシーベルト (3.8μ㏜/h)
③ 政府が定めた避難、帰還の基準値 … 20ミリシーベルト (3.8μ㏜/h)

※ 空間線量の他に、土壌汚染、食物摂取による被曝などの考慮が必要。

年間20ミリシーベルトだとすると、原発の周囲以外どこでも居住可能になってしまう。
常磐線を2020年 (オリンピックを意識しているのか) 春 までに開通するという政府。
本当にこれで良いのかsign02

昨年11月4日時点での、航空機モニタリング空間線量率マップはコチラ

いわきJCTを過ぎると、道路脇に放射線量のモニタリングボードが現れますが、「窓を閉める事、エアコンの調整」 などの注意サインは何もなし。勿論、しっかりチェックしました pig

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この辺りから、測定器の警告音をオンにします。

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広野インター〜常磐富岡インターの間の道路脇。黒いフレコンバックが沢山積み上げられています。

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常磐富岡IC〜浪江ICの間は帰宅困難地域なので、以前田畑だった所は荒地になっていました。

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道路脇にも、バッグが。

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あちこちに、ボッチのようにしてフレコンバックが。昔は稲わらがボッチになっていたでしょうに、異様な風景です。
測定器の音が大きくなってきて、緊張が高まります。でも、警告音も聞こえず数値も知らなかったら、意識しないで走ってしまうだろうな。

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今回の旅で、最高値を出した地点。原発の近くです。道路上で、窓を閉めているのでこの値ですが、外の木や草の多い場所ではもっと高いのでしょうね。
不思議な事に、原発の近くでも低い値を出す場所があり、遠くても高い場所があります。
ホットスポットは目に見えず、どこにあるのか分からない。

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この区間でも、作業をしている人達がいます。浪江ICの辺りには、除染所があって車を除染していました。
浪江インターを過ぎると、綺麗な田園風景が拡がります。

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南相馬インターを過ぎると、南相馬鹿島サービスエリアにセデッセ鹿島 というレストランやお土産を買うことの出来る施設があります。ドッグランも整備されていました。

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ここでお昼にしました。

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除染されているのか、ここでは千葉の自宅と変わらない値でした。芝生の上も同じ。
途中休憩場所がないので、人で賑わっていました。

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セグロセキレイが、のんびり囀っています。

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店内には、放射線測定モニターが。
この画面、翌日別の場所で見た時、全く同じ数値でした。coldsweats01
海沿いの道は、国道6号線。2輪車の通行は禁止。

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この後津波の時、高くなっている道路に逃げて助かったという、広大な田園地帯の中を走る仙台東部道路 (亘理〜岩沼〜仙台空港〜名取) を通って仙台に向かいましたが、この辺りでは0.046μ㏜/hなど、自宅と変わらない数値になっていました。

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この辺りの田んぼは津波で海水に浸かった為、土地を改良しているそうです。5年経ったのに、まだ作業が終わらないとは。

翌日28日は東北道を南下したのですが、郡山JCTまでの間の数値が思ったより高いのに驚きました。山あいなど、林のある所は常磐道を通っていても急に数値が上がったりして、安定しませんでした。
2年程前、千葉県八千代市の我が家の周りを測定器で計ったとき、側溝に貯まった土や枯れ葉のある場所が0.54μ㏜/hあって、びっくりました。
今回、同じ場所を測ったら0.06μ㏜/h。家の中は平均0.035μ㏜/h。
ホットスポットと言われている印西の辺りは、車の中で測って0.05〜0.07μ㏜/hでした。
只、雨で流れる道路上の車内での数値。林や草地など、場所や天候によって数値は変化するので一応の目安ですが。
翌日は、裏磐梯のホテルに泊まってスノーシューを楽しみました。そして、久ノ浜の奇跡の神社を再訪。 つづく。

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