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2016年3月 3日 (木)

あれから5年 福島への旅③ 〜奇跡の神社再訪〜

帰りにどうしても寄りたかった場所、それは2年半前、親戚のお墓参りの際に訪れた久ノ浜にある秋義 (あきば) 神社。原発の南31キロの地点にあります。
陸前高田の奇跡の一本松のように、津波や火災にもめげずに残った小さな神社です。
震災後の緑地化計画で一時は取り壊す話もありましたが、そんな苦難にも負けず今も残っています。
(前回の様子はコチラ) あれから2年半が経ちました。
常磐道いわき四倉ICから、5分程。田園風景が拡がる中を走ります。

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海岸沿いを神社を探して走っていると、周囲はかなり様変わりしていました。
土手が築かれ、植林されているようです。

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前回は、津波の痕跡が生々しい建物の基礎が残る場所に神社はありました。

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今は、かさ上げされた広大な土地に、ポツンと取り残されたように神社はありました。
神様はどんな想いで、変わっていく景色をご覧になっているのでしょう think

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整備中なのか、前回あった慰霊碑は見当たりません。
周囲が高くなったせいか、以前より低くなったように見えます。

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堤防はコンクリートと土手の二重構造になっていて、スタッフの方達が植林の作業をされていました。上部は松、下部は広葉樹の木のようです。
津波被害にあった沿岸部は、このような大規模な堤防が作られているようです。

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神社から、海は見えません。

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放射線を測ってみました。低いです。0.066μ㏜/hでした。

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あの時のように、いつまでもこの場所を守って欲しいです。

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前回と同じように、地元の浜風商店街 に立ち寄りました。
観光客はおらず、ブースには語り部をしてくれていたおばちゃんもいません。寂しい。
神社と同じように、時の流れに取り残されているようです。

火山活動が活発化している九州で、桜島から50キロの川内原発は再稼働されました。
事故から5年経った今、不都合な事に目をつむりながら前に進もうとしている (後ろに進んでいるというべきか) 現実があります。ひとたび事故が起これば、長い間沢山の人が苦しむというのに。廃炉の目途も立たず、未だ現在進行形の福島原発。チェルノブイリでは、事故後数年経ってから影響が顕著になり始めたという報告があります。放射能への感受性の高い子供達への影響が、特に心配です。

復興は少しずつですが、進んでいるようです。そして、同時にあの時の痕跡もなくなりつつあります。でも、被災した人達の心の目に焼き付いた風景がなくなる事は決してない。
その痛みを自分の痛みとして感じる事が出来るかどうか、この国の将来はそこにかかっているように思いました。

関心を持ち続けないと、政府はこんな恐ろしい事も考えています shock

「汚染土を建設資材にsign02 

※ 秋義神社は、「絶景と美味とパワースポット」 という本にも取り上げられています。

秋義神社  福島県いわき市久ノ浜町久ノ浜字東町73

『こうふくのしま』 作詞 田口ランディ  作曲・演奏 美炎

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