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2012年10月 2日 (火)

棚田のステージで心地良い風と共に ~美炎・馬頭琴の調べ~

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9月30日。栃木県那珂川町(旧馬頭町)の棚田で美炎さんの馬頭琴コンサートが行われました。昨年に続いて2回目です。
舞台へ通じる森の小路には、棚田の生き物達のユーモラスな姿や、地元の方達のさりげない日常を切り取った写真が飾られています。撮影したのは、主催者の廣田さん

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馬頭町の自然を愛している、地元の皆さん手作りのコンサートならではの演出です。小路を抜けて眼下に見える棚田を見降ろすと、そこにあるのは今日の舞台。
この場所に立つと皆さん驚きの声をあげます。秘密の場所に足を踏み入れたみたいなのです。椅子やシートを抱えてやってきたおばちゃん、「今日は初めてかい? 私は去年も来て、良かったから」などと会話が聞こえてきます。

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今回は、パーカッションのサイトウジュンさんとベースの齋藤隆一さんも加わりました。
美炎さんの衣装は、沖縄に行った時草木染め作家のkittaさんに頼んだもの。沖縄の暑い太陽を浴びて発色した茜で染めたそう。弓を動かすたびに揺れる袖は、「美しい炎」のようです。

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美炎さんの足元には、カエルくんが客席に向かって座っていたそう。5月の満月の夜に演奏した時に負けじと声を張り上げていたカエル達の大将だったかもcoldsweats01
美炎さんのオリジナル曲、「最後の鷹」の演奏中には上空で、鷹が空を舞う演出も。。
急に風が吹いて来てベルが音を出したり、トンボが気持ち良さそうに飛んでいたり、棚田の生き物達も一緒に楽しんでいるかのよう。
あぜ道にシートを拡げて、寝転びながら聞いている家族連れもいて、コンサートホールの緊張感とは無縁ののんびりした雰囲気。子供達も静かに聞き入っていました。

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新曲「ホワイトバッファローの伝説」では、クリスタルボウルを使って曲を披露してくれました。オープンエアーの棚田で、小さなボウルが奏でる音が響くのがとても不思議。

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最後は、美炎さんの演奏に見送られながら皆さん会場を後にします。

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布が揺れて、風が見える演出も素敵でした。

台風が近づく中、晴天にそよ風と言う絶好のコンサート日和。
雨天時の為に用意していたという馬頭町の自然のスライドショーを見られなかったのはちょっと残念でしたが、地元の皆さんの愛情がいっぱい詰まったコンサートでした。

bud 主催した廣田さんの言葉です bud

あの棚田とそこへ続く道は、昔から、地元のご先祖様が、人力で開墾し、米や桑を育て、雑木を育て、薪や炭焼きの為に伐採し、雑木の落ち葉を拾い担いで下ろし肥料にして、春には山菜を秋にはキノコを採りに行き、仕事の糧や生活に必要なあらゆるものを山から頂いていた時代の名残として奇跡的に残っている場所なんです。
そういう、自然と人間の長年の良い関係の上に出来上がった風景なので、好ましく、心地よく、美しいと感じるのかもしれないと思っています。
これからも皆さんが来てくれて、棚田とそれに関わる人たちのお力になっていただけたらと思います。

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