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2010年11月

2010年11月 8日 (月)

芸術の秋 ~マーケタリー、草木染絹織物展、木版画展~

すがすがしい秋晴れの土曜日。
歩行者天国になっている銀座中央通りを歩きながら、芸術の秋を堪能してきました。
最初に立ち寄ったのは、宮川かず美さんのマーケタリーの個展。
薄い木を組み合わせていく象嵌という手法を使って描いた絵画です。

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色も柄も、すべて『木』の個性を生かしたもの。着色はしていません。木がこんなに多彩な表情を見せるなんて驚きですsign03

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着物の柄は、木の流れるような木目で表現されています。

次に向かったのは、和光ホール6階で13日(土)まで開かれている染織作家秋山眞和さんの、小石丸・藍・貝紫 ―織の彩り―染織展。

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昔ながらの小石丸という種類の繭で糸を紡ぎ、染めは伝統的な藍染めや、有明海で採れる貝から抽出した紫色の貝紫染めという、日本古来の伝統にこだわった美しい着物や帯の展覧会です。
着物には星のような地紋があり、角度をかえて見ると美しく色を変化させます。自然から抽出した色合いは、日本人の心になじむとても繊細なもの。着物というよりは、芸術作品として眺めていたいような素晴らしい作品の数々でした。
藍染めの原料である『すくも』(『藍』という植物から作る)をつくる藍師は、合成染料に押され今では片手の指で数えられるほどしかいないそうです。シルクも国産は激減しているそうで、日本の伝統芸能を守っていくのには大変な御苦労があるだろうとお話を伺って思いました。think

そして、最後は京橋にあるIsland Gallery

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睦稔さん(左)と、ギャラリーオーナーの石島さん

沖縄の版画家名嘉睦稔さんの、カレンダー原画展が開かれているので行ってきました。
この日は睦稔さんのサイン会があり、沢山のお客さんがいらっしゃっていました。
今回の原画展には、NHKの「アースウォッチャー」という番組で、月周回衛星『かぐや』が撮影した、「月からの地球の出」を見ながら睦稔さんが彫った作品、「大地球寿(ことほ)ぐ」という作品も展示されています。
神様や生き物たちが、青い地球を愛おしそうに守っているように見える作品。自然と共に生きてきた睦稔さんの優しさが溢れている作品ですheart02
素晴らしい作品に触れ、睦稔さんにお会いして、元気を沢山頂いた一日でした。

bud 名嘉睦稔カレンダー原画展~ 琉球の風 ~ bud
11月3日(水・祝) ~ 20日(土) ※会期中無休
OPEN / 11:00-19:00
Island Gallery
東京都中央区京橋1-5-5 B1

2010年11月 3日 (水)

映画『阿弥陀堂だより』の里と、馬曲温泉

私と娘が大好きな映画 『阿弥陀堂だより』 の舞台となった長野県の飯山に行ってきました。
この映画は、心を病んだ女医が夫の故郷に移り住み、自然や村人との触れ合いを通して徐々に元気を取り戻していく話。阿弥陀堂で暮らす素朴なおうめ婆さんの言葉や、日本人の原風景ともいえる里山の美しい自然が魅力的な作品だ。
人の一生を季節に例え、あの世とこの世の境を森に置くおうめ婆さんの言葉は、日本人の死生観を見事に表現していて奥深い。
春、阿弥陀堂にやってくる夫婦のシーンからこの映画は始まる。夫と二人、美しい棚田を見ながら登って行くと、山の奥にひっそりと佇む阿弥陀堂があった。

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阿弥陀堂からは、千曲川がゆったり流れ、遠くに紅葉を抱く峰々を眺める事ができる。
お茶でも飲みながらずっと見ていたい風景だ。fuji

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辺りを散策していると、おじちゃんが『この辺り、春になると一面菜の花畑でそりゃ綺麗になるから、またおいでになるといい』と声をかけてくれた。
今は野沢菜の畑も、春には菜の花が満開なのだそうだ。せせらぎの水の音も気持がいい。

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主人公が御神楽を舞う、小菅神社。奥社の鳥居から見える参道は、石段の両脇に大きな杉並木が続いている熊野に似ている。鳥居の脇にある古いお寺には、熊野の那智山青岸渡寺のお札がお祀りしてあった。

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10111_1960001 杉並木の参道

神社の坂を下っているとシニアカーに乗ったおばあちゃんが、小さな声で『こんにちわ』と言いながら通り過ぎて行く。あのおばあちゃん、もしかしたら映画に出演した村人の1人だったりするかもしれないconfident
この日宿泊したのは、映画に出てきて阿弥陀堂からも近い馬曲(まぐせ)温泉

10111_1650001 水車小屋

ここにはキッチン付き素泊まりの湯治宿『梨の木荘』がある。
なんとこの日のお客さんは私達だけ。coldsweats01
馬曲温泉の内風呂はヒノキ造りの小さいものだが、紅葉した山と、飯山の街並みを遠望できる露天風呂からの景色は素晴らしいのひと言。
普通露天風呂というと目隠しがあり、立ちあがったらアウト、という所が多いものだけれど、ここのお風呂は仁王立ちしても、飛び跳ねても見える心配はなしgood
無色透明のお湯で、体が温まるとお風呂の縁に腰掛け、出たり入ったりしながらいつまでも景色を眺める。それでも湯あたりしないのが不思議なお湯だ。spa
早朝、誰もいないお風呂で撮った写真がコレ。ファンタスティックsign03

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宿からの景色も綺麗です

つづく。

maple 飯山市公式観光ガイドマップ maple
http://www.iiyama-ouendan.net/guide/book1.html

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