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2008年6月 7日 (土)

東京湾でサンゴの産卵が!!

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自然写真家の高砂淳二さんが理事をされているOWSさんは、海と生き物を通して 「自然に親しむ、学ぶ、大切さを伝える」 活動をされているNPO法人です。
海のトークセッションのイベントで名嘉睦稔 『命の森展』 のチラシ配布をお願いした所、快く引き受けて下さったので、ご挨拶を兼ねて私も参加させて頂く事にしました。
今回は、20年間東京湾のサンゴの調査と保全活動をされている 「沖の島サンゴを見守る会」 代表の三瓶雅延さんのお話です。

三瓶さんが館山沖で初めてサンゴの産卵を確認したのは、平成7年8月29日の夜。サンゴが産卵すると、他の生き物達も精子を放出したりして一斉に生殖活動を始め、「海の中が一大イベントに湧くようだった」 そうです。
館山の陸地では、6千年前のサンゴの化石も見つかっており、これまで32種類のサンゴの生息が確認されていて、造礁サンゴの北限域という事で世界的にも注目されているそうです。
東京湾には、なんと60畳大のエダミドリイシの群落があり、久里浜と金谷のフェリー航路の内側にもサンゴがあるというから驚き。
綺麗な宝石サンゴが、網にかかる事もあるそうです。
ソラスズメダイは冬を越し、イソギンチャクの中に隠れている事の多いクマノミが、ここでは2~3メートルも離れてフラフラと泳いでいるとか。fish
温暖化の影響からか、タカラ貝の種類が増えたそうですが、サンゴの白化現象も見られ、急激な環境変化は、生き物達にとって良い事ではないというお話でした。
只、折れてしまったサンゴを岩に凧糸でくくり付けると、2ヶ月程で着床するというお話はとても興味深いものでした。

三瓶さんは、第一土曜日(夏休みは毎週)、海ホタルの観察会を行っていて、綺麗な海水でしか生きられない海ホタルに触れる事で、子供達に環境保護の大切さを教えているそうです。
「海ホタルは星雲のようです」と、映像を見せて下さいましたが、子供達の歓声が聞こえるようでした。柔かい笑顔が素敵な三瓶さんのお話はとても面白く、一度沖ノ島に行ってみたいと思いました。

私の住む地域の下水は東京湾に流れ込んでいますが、
排水口の先にあるのはヘドロの海ではなく、サンゴの海だったのです!!shock

6月22日(日)の国際サンゴ礁年2008 「サンゴ礁フェスティバル」 では、高砂淳二さんの基調講演やパネルディスカッション、りんけんバンドの照屋林賢、上原知子さん。大島保克さんのミニライブも行われます。
ボクネンズアートも版画ギャラリーの出展をしますので、お台場で海のこと、考えてみませんか?

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コメント

高校の寮が館山北条海岸にあり臨海学校の際には必ず「海ホタル」を見ましたね。

「東京湾でサンゴの産卵が!!」って聞くとなんか南国ぽくって良い響きなんだけど。(笑)
確かに子供の頃に比べると暖かくなってきましたよね、氷が張らなくなってきたし霜柱なんて(土が無くなってきた)見ないもんね。
健康優良児のオイラだって“しもやけ”になったからね。

本当に人の所為でこうなったのなら戻せるのかな?
・・・でも、昔の生活に戻るのは難しいね。
エアコンの効いた快適な部屋でPCを前に「地球温暖化」に付いてコメントなんか出来ないよね。
難しい課題だね。。。((+_+))

PS.
事後承諾なんですが、オイラのブログに「優しい時間」貼らせて頂きました。(^_^;)

館山のサンゴはアジアで?最北限らしいですよね。 先月中村征夫さんの写真展で力強く生きる東京湾の生物の写真パネルを見ました。 東京湾も自然の一部ですから、大事にしたいです

海の森では地上より察知が早いと言う事ですかね。。

空気は色々な妨げがあるものの

水中にはそれほど影響がないってことですかね、、

でも 何はともかく変わってしまった環境を元に戻すには・・・・・・

便利さを失う覚悟が必要になる時代がくるのかな。。。。。。

最後には生きたい人は・・・自然と共存を共感しましょうね。。

寅さん
リンク、貼って下さってくれて有難うございます。
私も貼らせて頂きました。paper
館山の辺りは陸でサンゴの化石が見られるそうで、大昔はサンゴの海だったらしいです。wave
「しもやけ」も「しもばしら」も、懐かしい言葉になってしまいましたね。30年位前にはお目にかかっていたのですが…。
1970年代のCO2排出量は今の半分だったそうです。その頃の時代なら、戻してもやっていけそうな気がします。でもエアコンなしの夏は、きついですよね。ホント難しい問題です。sad

イナセなギンポさん
沢山の人間が出す汚水の出口になっている東京湾で、頑張ってサンゴが産卵していると聞いて、生き物ってすごいなあと驚きました。
東京湾では、比較的冷たい海水に適応したサンゴが生きているらしいです。冬の干潮時、冷たい空気に触れても生きているのだそうです。
温暖化が進むと、白化してしまうのかも知れませんね。bearing

Unoさん
サンゴは海水温の変化に敏感に反応する為、分布限界域のこの地域の造礁サンゴを調べることは、地球温暖化を監視することに繋がるらしいのです。
それで、OWSさんでは東京湾のサンゴ分布調査をダイバーにお願いしているそうです。
未だかつてない、急激な温度変化がもたらす影響は、生き物にとっても人間にとっても計り知れないですよね。bearing

JUN姫の話題はいつも興味深いね。
それだけニンゲンは深いって事なのかもね。
これからも、しっかりウォッチさせていただきますよ。

展覧会バナーもアリガトね。

ひでおさん
ポスターも、HPのデザインも素敵ですね。
森の緑の中で目立ち、尚且つ神社らしく格調高い赤を選ぶなんて、さすがchojiさん!! バナーで紹介できて嬉しいです。
自然の声に耳を傾けて気付き始めてる人間っていいなあと思うのですよ。
世界中の人々の心が一つにならなくては、解決できない試練ですものね。
皆さんと繋がっていくきっかけを作ってくれたひでおさんに感謝です。
うふふhappy01

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