2018年10月20日 (土)

第8回 美炎・馬頭琴の調べ 〜馬頭の棚田に吹き抜ける心地よい風にのせて〜

今年も栃木県那珂川町(旧馬頭町)で毎年開催される、美炎さんの棚田コンサートに行ってきました。今年で8回目です。
実は、母が6月に大腿骨骨折をして車椅子生活になり、介護の日々を送っています。出掛けることもままならないので、今回のコンサートはいつも以上に楽しみでしたconfident

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心配なのは、お天気です。
なぜってこのコンサートは、曲に合わせて棚田の住人であるトンボや蝶々やバッタが群れ飛び、鳥が唄い、風が吹き渡るシーンを一緒に楽しめる特別なコンサートなのですから。
前日入りした私達は、てるてる坊主に願いをかけました。
そうしたら、ナント、こんなに良いお天気にsign03 てるてる坊主さん、有難うheart01

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棚田までのアプローチの山道は、棚田の住人達や四季折々のシーンを紹介するギャラリーになっています。主催者の廣田さんご家族が撮りました。このお写真を毎年見るのも楽しみのひとつです。
初めて来た方は、どんな舞台が待っているのだろうと、ワクワクする道です。

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最後のフレームは、棚田の舞台です。

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手前には、降りていくのが難しい人達の為の席もあります。heart02

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見えてきました。石舞台にあるねむの木は、毎年大きくなっていきます。

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気遣いが嬉しいコンサートですheart01 常連さんは、ピクニックの用意で来るんですけどねcoldsweats01

今回は私、CD販売を頼まれたので、初めて始まる前に現地入りしてお客様を迎えました。開場と共に、皆さん自分のお気に入りの場所に一目散。
2階席(ステージからは遠いのだけれど、音が拡がって心地良いのです)が結構人気で、そこを目指す人も。廣田さん、手作りの椅子の用意もありますwink

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実はこのコンサート、MCの時以外スピーカーを使っていない生演奏。
野外なのに不思議です。ジャンベで『万馬の轟(とどろき)』を演奏した時は、良く響くので驚きました。

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さあ、始まりです。
美炎さん、女神のような白い衣装です。弓をひくたびに袖が柔らかく揺れて綺麗です。

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今回は、新曲 『丘のうえには昔の風が吹く』 『小さな羽』 を含めた全17曲。
『森のなまえ』は、鳥の囀りや小川のせせらぎ、蛙がコロコロなく声などを楽器で表現するのですが、ドラムの前田さんがコミカルな仕草で楽器を紹介して会場を沸かせました。

曲が進むにつれ、トンボや蝶々がどんどん集まってきて舞い踊ります。『舞い踊る』という言葉がぴったりなのです。開演前はチラホラしかいなかったのに、いつも本当に不思議。

『ここに住む生き物達も、一緒になって楽しんでいる』 としか思えません。

美炎さんが 「もののけ姫」 を唄ったとき、棚田はもののけ達の森になりました。

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シンボルツリーのねむの木が、映画 『アバター』 の 『生命の樹』 のようにも見えます。
天からの光を集めて、曲にのせて光を注いでいますshineshine

木も美炎さんも観客も繋がり、自然と一体となる。

そんな感覚になる、心地良い時間が流れていましたnotenote

xmas 棚田のうた  作詞作曲 美炎 xmas

金色の風が吹いている

ネムノキが優しく揺れてる

ここにおいで ささやいている

鳥も虫も野の花も

行き先がわからない

そんな日もあるけど

ふるさとの人も山並みもかわらずあるから


あなたの瞳が笑うと

わたしの心が軽くなる

人と人は結ばれて

たくさんの花を咲かす

強い風に倒れて

そんな日もあるけど

ふるさとの人も山並みもかわらずあるから



最後は、野花の花束贈呈式。
柔道着に黒帯のマッチョな3人組が渡すという、ミスマッチな展開に、皆さんびっくり(笑)

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サイン会では、美炎さんの笑顔がはじけます。

美炎さんと前田さん、普段から下駄を履いてます。演奏中は、裸足。運転する時も裸足だとかcoldsweats01 ワイルドですね。

私も時々畑で草履履いてます。なんか気持ち良いのですよね。地球と繋がっている感じがして。帰宅して、足を洗うのを忘れてスリッパが真っ黒になってる事あるのだけど(笑)

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打ち上げでは、美味しい手作りのお食事が並びます。今年は、こだわりの卵農家さんのプリンも。年に一度の帰郷の気分です。

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棚田の美しい風景は、梅平里守人さん達の毎日の作業で培われたもの。
今年も、日常の生活から離れ心洗われる一日を過ごす事が出来ました。
本当にいつも有難うございますheart04

bud 主催者ヒロクラフトの廣田さんより bud

 本日は、山の棚田にはるばるお越しいただき有難うございます。
 ここにお集まりいただいた沢山のお客様と演奏者の皆様に、まずは心から感謝いたします。
 図らずも雨の中での開催となった第7回のコンサートから一年。「雨でも棚田で聞けて嬉しかった」「雨音との共演も乙でよかった」との言葉の数々に支えられての一年でした。
集落の美しい田畑の風景を作り出し保ち続ける里守人(さともりびと)も、さまざまな変化を含んだ日々を重ねて今日を迎えています。里の暮らしは人と自然との調和のひとつの形。今年も馬頭琴コンサートが開催できるのは、その暮らしが続いているからこそなのです。
 秋の一日、美炎さん、竹井さん、前田さんが届けてくださるのびやかな音色とともに、里人の日々の暮らしと豊かな心を感じていただけたなら、主催者として大変光栄です。

ばとう里山工房 ヒロクラフト

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